土地はかなり高額なもので、通常は現金で購入することはないはずです。大抵の場合は住宅ローンを使って後で返していく形になります。当然、銀行もただ貸してくれるわけではありません。きちんとその土地が担保に入っているはずです。

いろいろ手続きがあったからどうなっているかわからないという人は自分の不動産の登記記録を見てみましょう。法務局に行き手数料さえ支払えばだれでも見ることができます。登記記録はコンピューターで管理されていて写しをもらうことができますので、そこに自分の名前が入っているか、抵当権が登記されているかなどいろいろチェックしてみましょう。

不動産でいうところの追客

いろいろな職業には符丁(隠語)や専門用語があり、お客様に意味がわからないように、内部ではお互いに通じ合う言葉のようなものがあります。よく知られたところでは、お寿司屋さんがおしょうゆをむらさきと言ったり、たまごをぎょくと呼んだりするのが符丁です。芸能界でも、言葉をうしろから呼んだりする、独特の言葉遣いがあります。「不動産」の関係では営業マンがお客様に対して、再度アプローチすることを「追客」と言います。

これは辞書には載っていない「不動産」の関係者の使う言葉です。追われると、逃げたくなるのが人の常だとすると、上手にこちらを向いてもらえるようにしなければなりません。せっかくのお客を逃がしては、なんのためのセールスかわからなくなります。「追客」にもテクニックが必要です。